歯を白くする代表的な方法7選!

Dr.しろ

ホワイトニング(歯を白くする行為)にはいくつも種類があります
今回はその中でも有名なものをチョイスして紹介していきます。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニング歯科医師の指示のもとで施術を行うホワイトニング法です。

濃度の高いホワイトニング剤を歯面に塗布した後、効果を高めるためにライトを照射する事で、一気に歯を白くします。

効果を一気に促進させる方法なので、短時間で効果が出やすいのが特徴です。

デメリットは後述のホームホワイトニングと比べるとどうしても値段が高くなってしまうことです。

ちなみに、オフィスホワイトニングの中でも白くなりやすい、なりにくいというものがあり、白くなりやすい機械や薬剤を使っている所だと一回で通院が終わることも多いです。

出来れば通院回数は減らしたいですよね!

白くなりにくい所だと数回通院しなければいけないことも…

白くなりやすい機械や薬剤を使うデメリットとしては費用が少し高くなってしまうことです。

どんな機械や薬剤を使っているかはホームページに載っていることが多いので事前に調べてから行くのもいいでしょう。


ちなみに、白くなりやすいホワイトニングでは以下の3つが有名です。

ティオンオフィス

ZOOMホワイトニング

ブライトホワイト

ZOOMホワイトニングを導入しているホワイトニング専門歯科

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは歯科医院で型取りをしてマウスピースを作成した後、それを利用して自分で行うホワイトニング法です。

オフィスホワイトニングと比べて、ホワイトニング剤の濃度がかなり低め(半分以下)なので、効果が発揮されるのが遅いという特徴があります。

しかし、効果がゆっくりな分後戻りもゆっくりな所が良い点です。

また、もう一つの良い点は自分の好きな場所、タイミングでホワイトニングができるということです。

自分の好きなタイミングでホワイトニングできるのは便利ですよね!

デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを両方行う方法ュアルホワイトニングといいます。


歯科医院でオフィスホワイトニングを行った後に、自宅でホームホワイトニングを行います

オフィスホワイトニングの効果の速さ、ホームホワイトニングの後戻りの遅さどちらのメリットも得ることができます。効果が一番大きいホワイトニング法です。

オフィスとホームの良いとこどり!正に最強のホワイトニング法です

ただし、オフィスとホーム両方分の金額がかかってくるため一番費用がかかる方法です。

ウォーキングブリーチ

オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングはどちらも強力なホワイトニング法ですが、どちらにも共通の欠点があります。

それは、神経が死んでいる、または神経が抜いてある歯に対しては効果が低いという点です。

そんな時に有効なのがウォーキングブリーチです!

ウォーキングブリーチは神経のない歯に対して有効なホワイトニングです。

具体的な方法としては、

①歯に穴を開けて、内部に歯を白くする薬剤を詰めます。

②薬を入れたら仮蓋をして1週間ほど待ちます。

③上の工程を希望の白さになるまで繰り返します。

神経のない歯も内部に薬を直接入れれば白くすることができます。

しかし、一本ずつやらなくてはいけないため本数が多いと時間がどうしてもかかることや、
歯に一旦穴を開けるので適切な方法をとらないと歯の中に細菌が入ってしまって感染症を引き起こす可能性があるということがデメリットです。

かぶせ物による治療

神経のない歯を白くする方法はウォーキングブリーチ以外にもあります。

それは、セラミックのかぶせ物を被せるという方法です。

ウォーキングブリーチと違って、2回の通院(型取り+セット)で治療が終わるため、非常に早く治療が終了するのが特徴です。

他にも

・ある程度の本数をまとめてできる
・歯に穴を開けたりしないので感染するリスクがない

などのメリットがあります。

しかし、被せるためにはある程度歯を削らなければいけないので、絶対に歯を削りたくない!という方にはお勧めできません。

歯のクリーニング

歯のクリーニングも歯を白くする方法のうちの一つです。

歯科医院でやってもらいましょう。
ただし、健康保険を使ってクリーニングをしようとすると、歯周病治療を一緒に受ける必要あったり、何回か回数がかかることに注意してください。

健康保険は「病気の治療」以外には使えない決まりなんです…

もちろん自費でクリーニングをやってる歯科医院もあります。
そのような所ではエアフローという、より汚れが落としやすく、痛みが少ないクリーニングを提供していることもあります。

せっかく歯をきれいにするのなら、ワンランク上の自費クリーニングも検討してみてはいかがでしょうか?

また、歯のクリーニングは自分自身でもできます。

歯科医院でやるほどの即効性はないですが、日々の歯磨きをしっかりやることによって表面の汚れを落としていくことはできます。

自分自身でできる数少ないホワイトニングなので、しっかりと日常に取り入れていきましょう!

セルフホワイトニング

セルフホワイトニングとは歯の表面に薬品を塗って、光を照射するというオフィスホワイトニングに見た目が非常に似た物です。
オフィスホワイトニングと大きく違う点は塗布している薬の中身です。

セルフホワイトニングで塗る薬は着色除去のための薬です。

よって、セルフホワイトニングの本質は歯のクリーニングに近いです。

歯の表面の汚れを除去することによって歯の本来の色を取り戻すことが目的です。

オフィスホワイトニングと混同されている方が非常に多いため、注意が必要です…

⇩オフィスホワイトニングとの詳しい違いはこちらをチェック⇩

結論

歯のホワイトニングには本当に色々な方法があります。

マイナーなものまで書いていると限りが無くなってしまうので、今回は代表的なものを7つ挙げていきました。

ご自身の目的に合ったホワイトニング方法を選ぶことが一番大切になってくるので、まずは歯科医師、歯科衛生士と相談してみてくださいね。

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Dr.しろ
Dr.しろ
現役歯科医師
現役歯科医師。

歯の汚さを指摘されてからは自分の歯の色がコンプレックスに。医療ホワイトニングの力を使ってこれを最短で克服する。

ホワイトニングについての正しい情報を、自分の体験談と歯科医師としての知識をベースに発信中
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